一枚の写真
Happy英語教師の郷田恵太です。
このブログに登場してるお父さん、実は自分の満たし方もご存知でした...
お医者さんは、忙しいから余裕が無いんじゃないの?という偏見を見事に裏切ってくれたエピソードを書きます。
いつも登場してる生徒が授業前に...
生徒: 先生、これを渡すように言われました。
私 : 何?凄く綺麗な山の写真!冬の富士山?
生徒 :はい、父が先生に渡すように言ってました。
父の趣味は写真です。
私 : 上手、まるでプロみたい
生徒 : はい、プロのカメラマンについて写真を習っているんです。なんでもセミプロ級だそうで...
私 : そうなんだ。上手いはずだ..
生徒 : 裏を見てください。
私 : 絵葉書になってるの?またびっくり!
下に文章がある。お父さんの写真の個展の案内状なんだ!それも銀座だ‼️
生徒 : 多分先生は忙しいから無理だと思うけど、渡すように言われました。
私 : お父さん、忙しい中、写真を撮ってるんだ..。
生徒: はい、土曜の午前中まで診察して
午後すぐに山梨に行って日曜の夜帰ります。
気分転換になって月曜からまた新たな気持ちで診察できると言ってました。
私は思わず心の中で『なんて洗練された生活スタイルなんだ!かっこいい〜!』と思ってしまいました。
子供に対してのみならず、
ご自身に対しても
ポジティブなお父さん番外編でした。
医師として、悩みを抱えてやってくる患者さん達を診療していく日々は、決してストレスフリーとは言えないと想像いたしますが、
ご自身のバランスの取り方をご存知なんだなぁ
と。
そうして受験に向かう我が子にも
あったかい接し方ができる訳なんだなぁ...
私の拙い独り言にお付き合い頂き、ありがとうございます。
また、来てくださいね!
50000円の模試
こんにちは。happy 英語教師の郷田恵多です。
受験は、いつもドラマです。
前回と前々回のブログに登場する生徒さんがが高3の受験の時のやり取りを教えてくれました。
お子さんは勉強中、お父さんが登場しました。
お父さん: ○○大学は受けないのか?
お子さん: 第一志望だけど受けない
お父さん: どうして?
お子さん: だって今年は受かりそうもないし
お父さん: そうだな、レベル高いし
お子さん: それに受験料50,000円だよ、
もったいないよ
お父さん: 確かに、でも行きたいだろ。
受けてこいよ!
お子さん: 記念受験?
お父さん: そうじゃない! 次受けると試験会場の雰囲気、他の受験生の質がわかるだろう。それは再来年合格には凄く有利になるぞ。50,000円の模試だ、受けてこい
お子さん: ありがとう、お父さん
勉強を始める
この年の受験は上手くゆかなかったのですが、
お父さんの読み通り、見事に再来年合格!したのです。
追伸: 今から15年前の医学部受験費用 一校 50000円
現在は60000円
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子供をMARCH以上に導くお父様、お母様の心得ブログ続編
前回の記事を読んで下さった方々、どうもありがとうございます!
さて、先日のお子さんは、いよいよ受験本番となってまいりました。
超ポジティブはお父さんの元、お子さんはどうなったでしょうか?
入試が終わって
お子さん:(暗い表情で)お父さん、試験できなかった!
すごく難しくなってた。落ちてると思う。
お父さん:よかったな。本当に良かったな!
お子さん:お父さん、入試だよ
お父さん:今日は滑り止めだろ 第一志望じゃなくて本当に良かった!
お子さん:う、うん。
お父さん:今日は元々試験に慣れるための練習だったし、難しくなったからみんなできてないかもしれない
お子さん: そうだね
お父さん: 第一志望までまだ2週間あるし、過去問を徹底してやったらどうだ
お子さん: ありがとう、そうするよ
そして本命の第一志望の結果は・・・
お父さんのモチベーションを下げないアドバイスと、徹底的な過去問演習で第一志望に合格しました。そのお子さんは、今は立派な医師として活躍しています。
このお父さんの凄いところは、超ポジティブなだけでなく、自分の仕事で超多忙でも
子供の受験日と学校をしっかり把握しているところなのです。
それだけ、実はお子さんの受験に真剣だった訳です。
その深刻さは、お父さんの愛情により、ポジティブに変換されていて、お子さんが次の本番に集中できる導きとなっていったようです。
いかがでしたでしょうか?
受験は親子の絆を深める可能性もありますね。
受験を通して、皆さんが何か大切なものを会得していただけたら、嬉しいです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
また、来てくださいね!
子供をMARCH以上に導くお父様、お母様の心得
初めまして。30年余り英語の指導に従事してきました。ハッピー英語教師の郷田恵多です。
勉強は時には上手くゆかないと感じる時もあるかもしれませんが、そんなタイミングでの、ちょっとした工夫で
『また続けよう...』とお子さんが思ってくれたら..未来は随分変わってくるかもしれません。
私の経験の中で、心温まる、親と受験生のエピソードを綴ってゆこうと思います。
ちょっと温かい親子の絆と瞬間の微笑を感じてもらえたらな、と、
このブログを始めさせて頂きます。
では、まず初めに....
模試の結果が返ってきて....
子供:(1浪の男の子、判定結果に落ち込んで、勉強のやる気をなくしている)
お父さん、模試返ってきて..志望校は全部E判定だったよ。
超ポジティブでモチベーションを下げない親①
父親:よかったな!本当に良かったな!
子供:お父さん、E判定だよ!
父親:まだ半年あるし、
早く実力が分かってよかったな!
子供:う、うん。
父親:今日、家庭教師の先生が来るんだろ?
先生と相談してどこを勉強したらいいか聞いてみたら?
その前にケアレスミスがなかったか確認してごらん。
子供:そうだね、確認してみる。(部屋に戻り勉強を始める)
いかがでしたか?実際にあった親子の会話ですが、温かいですね。
しかも、ちゃんと模試の見直しに子供を導いています。
『モチベーションを上げるのがベストだけど、せめて下げない』
以来、私のモットーとなっています。
実際にこのお子さんは、どうなったかというお話は次回綴らせていただきます。
お読みくださり、ありがとうございます。また、来てくださいね!